薬は、飲み合わせが悪いと、効果を弱めてしまったり、逆に強めてしまったりすることがあります。このことを、“薬物相互作用”と言います。
ピルは、市販の薬については、相互作用を起こす可能性はありません。一般に、外用薬と呼ばれている薬も、問題はありません。
ピルで、飲み合わせが悪いと報告されているのは、抗痙攣薬・バルビツール酸誘導体・抗生物質・免疫抑制剤です。
抗生物質・免疫抑制剤は、必ずしも、飲み合わせが悪いわけではなく、一部の抗生物質・免疫抑制剤と飲み合わせが悪いとされています。テトラサイクリン系抗生物質と、ペニシリン系抗生物質は、処方されやすい薬ですが、飲み合わせが悪いことが分かっています。
病院で、薬を処方してもらう場合は、ピルを服用していることを、きちんと伝え、相互作用を考えてもらったうえで、処方箋を出してもらいましょう。
また、サプリメントでは、セント・ジョーンズ・ワート含有食品は、ピルの吸収を悪くしてしまうことが分かっています。サプリメントを飲んでいる人は、気をつけましょう。
自分が、どのような薬を飲んでいるのかをインターネットで調べることが出来ます。そこでの注意点は、『分類』に“副腎ホルモン”“抗てんかん剤”、『系統』に“グリセオフルビン”“テトラサイクリン系抗生物質”“ヒダントイン系”“ペニシリン系抗生物質”“リファンビシン”と記載されている薬は、ピルとの飲み合わせが悪い可能性のある薬です。
ピルを服用し、避妊をしていても、薬やサプリメントの影響で、効果を弱めてしまう、逆に強めてしまうことは、避けましょう。
どうしても、ピルとの飲み合わせが悪い薬の服用が必要な場合は、ピルの服用を休み、その薬の服用が終わってから、またピルの服用を再開させましょう。
分からない点は、医師、薬剤師に必ず聞きましょう。